町中のホテルに泊まると朝特別な光景に出会えます。
↑ホテルを取り囲む教会から鐘の音が一斉に鳴り響きます。
360度から異なる音色が辺りの空気を震わせ人々に新しい
朝が来たことを知らせているようです。
私は毎朝この時間が心地よく、なり始める少し前に目覚ましを
セットして楽しみにしていました。
↑朝食はホテルのパティオで。
ワンコ一緒じゃなかったら、この奥の店内で食べられます。
でも、この半屋外な感じが私たちは好きなので心地よい風と
鳥の声を聞きながらいただきます。
↑また頼んじゃった。フレンチトースト。
ヤギミルクのエスプーマがたまらない。
↑
メキシコは卵もおいしい。そして付け合わせのポテトが
モッチリしていて味が濃くっておいしい。さすが原産国。
↑前回頼んで絶対ヤギミルクのバターだと踏んだ私は
店員さんにお店で売っているのか尋ねたら売っているお店を
教えてくれたのです。
↑GIULIAはパティオの日向が気になるようです。
誰もいなかったのでちょっとだけ放牧。
↑この石なんだろう?と話していたらスタッフが水を
出してくれました。噴水だったみたい。
↑食事の後チェックアウトまで散歩に出かけました。
ね、この石畳、パウが小さいGIULIAにも大変なの。
↑いろんな通りから見えるよう作られているから同じようで
少しづつ異なる風景。
↑ロバの花売り。一緒に写真を撮ろうとすると有料です。
↑なんだかカラフルなお店があったので覗いてみたら、、、
↑正解。素敵なアルテサニア(手工芸)のお店でした。
プレイスマットとかちょこっとお買い物。
↑多肉植物も
メキシコではとてもなじみのある物でその辺にも
生えていますが、おしゃれに窓を飾っているお家もあります。
↑ホテルの方に教えていただいたお店を苦労の末発見!
右奥の茶色い建物です。何の看板もなく観光客慣れしてない
店員さんが迎えてくれます。地元の方用なんだろうけど
このクォリティ東京でも売って欲しい。
↑ヤギチーズ9種。どれもね〜選べなかった。ヤギ臭さより
ミルクの甘みがふわっと広がるチーズです。
↑そして!!!
これよ、これ。ヤギミルクのマンテキージャ(バター)。
普段バターは常備していない我が家。私が油苦手だからね。
でもこれは違う。だって油じゃないもん。ミルクを固めた感じ。
大切にいただきました。
ホテルの方に「買って来たよ!」ってうれしそうに伝えたら
反応は薄かったけど気に入ってもらえて良かったと一応
喜んでいたと思われます。
↑出発前にブクブクしました。
↑7歳になったGIULIAさん、どこか色っぽい?
↑帰りにもう一度展望台へ。
シティではもう咲き終わっていたハカランダもまだきれいです。
↑ん?!
GIULIAの後ろの物は何?
↑ジュエリーケースを買ってしまいました。
だって、ソカロのメルカドより断然安かったの。
作っているおじさん本人からお話聞けたのも良かった。
すごく精度よく作られていて大のお気に入り。
☆追記☆
そう、このケースが後の地震の際に割れてしまったのです。
直してもらえる所ないかな〜
まさか暮らすことになるだなんて考えたこともなかった国。
ただ恐いニュースばかりアメリカでは聞いていたから
不安もあったけれど、人の温かさと食べ物のおいしさ気候の良さ
は格別。気をつけるべきポイントさえ押さえていたら
楽しめます。
まだ行きたい所いっぱいあるんだけどな〜
お、し、ま、い。
水が嫌いなGIULIAですが、あったかいお風呂は
そんなに嫌いじゃないみたい。
↑おとなしく浸かっていました。
クローズドのプライベート空間ですが、リゾートにありがちな
いつの間にかスタッフが来て片付けてくれる至れり尽くせり
だけど気配ないからちょっとビックリする
メキシコあるある。
↑このお部屋もどうやらここからスタッフがやってくるようだ。
なんとなく人の気配がこの向こうからするので、隣の部屋の
お客さんじゃないか?と話していたんだけど、隣に部屋はないの。
いや、部屋はあるんだけど、どうやら私達の部屋のあれこれを
してくれる人がそこにいるっぽかった。
ゆっくりした朝はホテルでブランチをしました。
↑Café y jugo
そして、フルーツジュースは手絞りが多いのもうれしい。
で、ただかと思えばそうではなかったりする。
ここはホテルだから。
↑ただのメルメラーダとバターと思いきや、さすが
メキシコ。
Mermelada(メルメラーダ)=ジャム
黄色い方はグアジャバで、赤い方はラズベリーなんだけど中に
チレ(唐辛子)が入ったものでした。辛いのではなく香りが良い
チレを上手く合わせていてどちらも感動するおいしさ。
動物臭いのかと思えば、生クリームのような甘い香りと
発酵バターのような芳醇さ。思わずスタッフの方に手に入れられる
お店を教えていただきました。
↑Frutaはメロン、パパイヤ、マンゴーのソルベ。胡椒も香りよく
ヨーグルトも爽やかでした。ここまでは定番の流れ。
↑チラキレスは普通かと思えば、サルサ ベルデが
まだ特徴的で只者ではないおいしさ。真ん中は
サワークリームに似た(クレマ)かと思ったら、
ブッラータチーズなんです。これもミルクの香りが
ふわっと広がって満足な一皿。
↑箸休め的な感じでミモザが出てきました。
朝からシュワシュワは最高です。
↑卵料理はトリュフオイルの香りが。
↑いつ終わるのか?と聞いたら(満足しすぎていたので)
「もうパンケーキだよ」と。たこ焼きサイズのこのパンケーキ、
このソースもバイニージャ(バニラ、これも産地)がたっぷり
使われていて主役級のおいしさ。
↑終わりかと思ったらフレンチトーストが。
小さめで頼んだけど、これがまたおいしすぎた。
白いソースは
ヤギミルクのエスプーマ(泡だてたもの)
これがまたなんともいい香りのミルク。カップのソースは
タマリンドで爽やかな酸味と甘さ。
朝から2人で感動しっぱなしのお料理。
ゆっくり食事するためだけにここに泊まりにきてもいいなと思った。
つ、づ、く、、、
この町の何が好きって、買い物も好きな物が見つかるんだけど
ただ建物を見て歩くだけでも楽しいこと。
↑カラフルだけどトーンが統一されてるからかな?好きなのは。
↑石畳は熱いから日陰を探して歩きます。
↑マスタードイエロー窓の装飾とかちょっとした所が素敵。
↑石壁の家は暑い日でも涼しい。溶岩だからかな?
↑崩したピラミッドで作った教会と同じ作り。大きな石の
目地部分を埋めるのは小さな石。
↑シンプルにレンガ積みで白ペンキも味がある。
↑重厚な木製ドアの前にアイアンや青銅の門扉っていうのも。
↑鮮やかな朱赤の壁に緑が映える。
↑赤と黄色い壁にビートルって「ザ・
メキシコ」ですよね。
↑こういうヨーロピアンも好き。白壁に黒のアイアンが一番
好きなんだけど、こういうのもエレガントでいいな。
↑装飾の一つ一つがツボだな。
↑ひたすら石畳はずっとコアトレーニングしているみたいで
痩せそう。と、言いつつおいしそうな物見つけて食べちゃうから
プラスマイナス0。
↑暑い国なのに赤が映える謎。色のムラがいいのかな。
↑坂を上れば下りもある。サンダルがくい込んでいたいけど
時間が許す限り歩きたくなる町。
↑景観法でシックな色のスタバはよくあるけど、ここでは
町の風景に馴染まそうとするとこうなる。黄色いスタバ。
↑削れた壁と手描きのハウスナンバー。通りの名前と家の番号を
書くのが日本でいう表札のようなもの。
↑魚料理のお店。見てすぐ分かる。

↑町歩きを楽しんだGIULIAは夜になるとソファで寝てしまいます。
夜はゆっくりお部屋で過ごそうとルームサービスを楽しみました。
GIULIAは知らない所でもすこしお部屋で寛いで「今日はココに泊まるよ」
と話せばケージで落ち着いて待てるので、私達だけ食事に出ても
良かったのですが、今回のたびはGIULIAのお誕生日間近なので
とことん一緒にいる旅にしたかったのです。
↑テラサからの夕景もすばらしい。
↑いい赤です。
食べられる「緑のポソレ」普通ポソレと言えば赤か白ですが
こちらは緑のモレ(ナッツやスパイスのペースト)とチレセラーノ
(緑の小さな唐辛子)がベースでした。
香りが良くて爽やかなやさしい具だくさんスープです。
↑3種のトスターダスはマリネしたタコ、豚ロース、魚のセビーチェ
のトスターダス(コーンの丸いチップスに具が乗ってくる食べ物)。
どれが一番か?順位が付けがたいほどそれぞれのおいしさがあります。
↑さて、GIULIAコレ何かな?
G:「何ですか?くれるんですか?」
お世話になっているペットホテルに期間限定で出ていたお店が
あって、そこでこれを入手していました。だった端っこ好きな
GIULIAだからこれぜったい気に入るでしょう?
↑早速思った通りの遊び方をしてくれるGIULIA。
↑7歳おめでとう!!
まだ、あとちょっとつ、づ、く、、、
お部屋の中です。
↑入ると天窓からの光が眩しい程の廊下があって、
右側がリビング、正面が寝室、その奥がバスルーム。

↑シックでモダンなリビング
↑Nespressoとかワインクーラーも備えてあります。
↑大きな丸いクッションは見た目よりガッシリ。
↑GIULIAがチャレンジしましたが上れなかったようです。
↑デスクエリア。
ん?
何か置いてある。
↑おぉ、テキーラ。飲んでいいのかな?
↑寝室。
↑照明の使い方もなかなかツボでした。
↑寝室脇には明かり取りのミニガーデンがあったり。
↑バスルームの小物もとにかく凝っているけど天然素材が
使われていて町中なのにリゾートみたい。
↑ぶたさんのタオルストッカー
↑GIULIAにチェックされるぶたさん
↑シャワーは青空?
いえいえ、ココにも仕掛けが。
↑楽しくて何回も開閉してしまったことはご想像されたことでしょう。
↑シャワーの水がかかっていい感じになっている木のイスも
雰囲気作りの大切なアイテム。
↑あまりにも暑かったので夕立がありました。
虹と夕陽に照らされる町もお部屋から見られます。
そう、このお部屋・・・
↑Terraza(テラサ)があるのです。
↑リビングと繋がっているので、こちらで食事を取ったりしました。
だって、、、
↑Jacuzzi〜付き。ちなみに「ジャグジー」とかって和製英語で
言いますが、通じません。「は?」って言われます。「ジャクージ」
と発音すると分かってもらえます。
↑テラサにもカトラリー揃っています。
↑そしてこの眺め。
↑暑い思いしなくてもお部屋のテラサから眺められる贅沢。
Dos Casas Boutique Hotel ドス・カーサス・ブティック・ホテル
こちら元々2軒のお家だったのをリノベしたホテルです。
↑
メキシコにありがちな外観からはどんなホテルなの全く
分からないパターン。
↑入り口。「ココだよね?」「ココだね?」と確認しながら中へ。
他にもこの Dos Casas はあるのですがどこも素敵で、まさか
ワンコOKだなんて思わなかったので見つけたときは絶対
ココに泊まる!とすぐに決めた程。
しかも、まだ新しかったからなのか?満室な所が多い中
こちらは滞在中、宿泊者は我が家だけのようでした。
恐らく18歳以下はお断りのオトナ向けホテルなのでお子さん達が
夏休み中に利用できる人が限られたのだと思います。
↑GIULIA何見てるの?
↑ドアストッパーが実物大の金属の靴!これ欲しい。

↑入り口から素敵。このライト好きなの。
↑天井は木とゴールド。それなのにギラギラしていないのがすごい。
↑入り口を入ってすぐ右手がフロントデスク、左手にバーがあります。
正面の中庭に面したレストラン áperi (アペリ)は
某有名雑誌に取り上げられた有名シェフが手がけるもの。
宿泊せずともレストランだけでも行ってみて下さい。
レストランはお子さんも大丈夫なようでした。
↑中庭部分もレストランで、ワンコが一緒の場合はこちらで
いただきます。宿泊者は朝ご飯もココで一緒に食べられます。
↑ソファー席だからゆったり過ごせます。
↑こちらの階段は別のお部屋に繋がっているようでした。
アイアン好きにはたまりません。
さて、次はお部屋へ、つ、づ、く、、、