Studio Tommeg ブログ

自然から受けたインスピレーションを大切にモノ作りをしています。

たくましい背中

自由の国。

それはつまり「好き勝手やって良い」ということではなく、
自分のことに責任を持って、「なんでも自分でやって良い」ということ。


蛇口をひねれば水が出て、
スイッチ一つで明かりが点いて、
困った時には電話一つで専門家が飛んで来てくれ、
車やパソコンは知識がなくても使え、
ノンコミュニケーションでも買い物ができて、
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そんな日本では当たり前のことがココにはない。


天井が高く、快適な我が家も、実はオーブンが壊れていたり問題はある。

前にも少し書いたが、夜中に私をビービーと鳴って呼びつけたり
使ってもいないのにブーンと動き出すオーブン。

その他モロモロの不具合をエージェントからオーナーに訴えてもらったら
状況を確認して、必要な修理をしてくれることになった。

(アメリカでの生活に有能なエージョントは必須!!!)

******

で、やってきた。

オーナーは事前に聞いていた「エグゼクティブ」という役職からは
想像もつかないややマッチョなイケメン男性で、奥様もとってもソフトな
ラテン系美人、たぶん二人共40歳代前半かな?

あいさつもそこそこに、古いオーブンの前に立ち、ジッと見つめていた
オーナーがおもむろに引っ張り出し始めた。

続いて、配線を見つめるオーナー。

 T:「コネクターがないね?」

 オ:「切っちゃおう」

 T:「切っちゃっていいの?」

 オ:「うん。新しいのとつなぐからいいの。」

ブッチン。

大胆にもハサミで切るオーナー(笑)

どうやら自分でオーブンを入れ替えるつもりらしい。
Tomoと二人で担ぎだし、かわりに運び込まれたのが・・・

↓ New オーブン。
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うわっ本当に新品だ!

ん?

 G:「あれはなぁに?」

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なんて大胆な施工。
日本でならあり得ない。

******

ところで、そんな当てずっぽうにオーブンを買って来て、
うまく入れ替えられるものなの?と疑問に思った方も多いだろう。
DIYでなんでもやってしまうアメリカの一般住宅は、なんでも規格サイズが
決まっているので、大きさにさほど違いがないのだ。

******

せっせと手際よく配線をつなぎ始めるオーナー。

さぁあとはおさめて終わり!というところで、ハーフインチくらい
新しいものの方が大きく高さが合わない。

床を見つめ、固まるオーナー。

 オ:「ハンマーがないとダメだ。ホームセンターで買ってくる。」

ハンマー?

15分で戻ると言い残し、20分で戻って来た。

スクリューネジで止まっているのに、バールでバキバキ壊していく。
どう見てもただの破壊でしかないが・・・

******

ここから先のことを長々と説明してもつまらないので、端的に言うと
大雑把で、適当すぎる作業では、New オーブンはおさまらず
後日やってくるポールに頼むことになった。

 M:「ポールは業者?」

 T:「さぁ?ただのDIYが好きな友達かもな?」

 M:「・・・・・」

 T:「・・・・・」

******

日本で、「昨日さぁ、ウチのお父さんがオーブンを新しいのに入れ替えたの」
なんて話題が上がることはまずない。

アメリカの子供達は、こういうたくましいお父さんの背中を見て、
尊敬の気持ちを高めていくのだろう。

******


私が我が家にやってくる鳥達の為に用意したフィーダー。
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↓ たった一日で空っぽに。そう、下を見ると全部出されてました。
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↓ 犯人はこの狸のような、たくましい背中のリス。
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かわいいと思うのは最初だけ。

やっとその意味が分かりました。
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こらーーーーーー!!!!!

女神湖にやってくるリスの3倍くらいの大きさです。

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↓ 今日は一日中、7度という極寒な一日でした。
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↓ オーナーに点け方を教えてもらった暖炉に火を入れます。
b-P5158819.jpg
炎ってあったかいね~



あなたのご自慢DIYありますか?

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