"Fenton Art Glass"
7/2~5の4連休のうち間の2日間でオハイオ州へ行ってきました。
オハイオ州にはガラスの原料が採れたことからたくさんの
ガラス製品の製造会社あったそうです。
ファイヤーキングで有名な「Anchor Hocking」をはじめ
現存するメーカーもいくつかあります。
↓ 今回の収穫
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今回私が気に入って連れ帰ったものの中から、今回はフェントンを
ご紹介します。
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" Fenton " は1905年に" Frank L " と " John W. Fenton "によりはじまり、
ハンドメイドのカラーアートガラスの全米最大のメーカーです。
また、100年に渡り、手書きの花柄、22Kのアクセントなど、
色、パターンも発展してきました。
そう2005年でちょうど100周年だったんです。
工房は3、4代目の職人が常に技術を鍛錬しながら、
100名を超えるスタッフが、ウエストバージニアで働いています。
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とホームページに書いてあります。(私の解釈が間違っていなければ)
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さて、勉強をしたところで、まずはこちら。
↓ Fenton " Silvercrest 3 Tier Tidbit Stand "
crest は「波のうねり」とか「波頭」を意味するのできっと波立つ
↓ 水面が銀色に輝いている様子をデザインしたのでしょうか?
" The crest of the wave " 「幸運の絶頂」なんて言葉もあるし、
縁起も良さそうですね(笑)
これは母から「アフターヌーンティする時の3段のアレが欲しい」
との要望があり、探していましたが、ピンっとくるものがなく
やっと辿り着いた1点です。
この波々、安いのだとくぼみに得体の知れない汚れがびっしりついていたり
するので、ネットなどでは手が出せないんです。やはり実物見ないとね。
更には使い勝手も良くないとね。
アメリカの食洗器なら問題なくこのまま入りますが、
日本で使うことを考え、バラせるモノが条件でした。
↑ 簡単にバラバラ
↑ 3枚のどのお皿にもハンドルがつくので、
1段でサンドウィッチ用プレートとしても・・・
↑ もちろん大と小、中と小、大と中など2段でもOK
その時のサーブの量やメニューで変えられるのもいいでしょ?
しかも、かなりの美品なのに驚きの価格!
↑ それもそのはず。棚の奥に潜んでましたから。
早速母に報告したらとっても喜んでくれました。
ま、お届けは送料の方が高くついてしまうので、帰国時ですが(笑)
こちらは1970年代に作られたものなので、比較的新しいのですが
40年も経っているようには見えません。(私と同じ年代だよ・・・)
大事に使ってくださっていたのでしょうね。
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続いては
↓ Fenton " Cranberry Powder Box - 2 Cologne Vanity Set "
はじめ、大型モールでパウダーボックスだけ見つけたのですが
クランベリーとミルクのピンクだったんですが、どうも違和感があり
パスしていました。
帰り道でどうしても~とTomoにお願いして立ち寄ってもらったモールは
閉店30分前。もう広い広い店内を目と脳をフル回転させながら早足で
歩いていた時、ふと目に留まるものが。
それがこのセットのコロンボトルだけのものでした。
64ドル・・・ん~
M:「あのぅ、これ他に見たことないですか?」
店:「あぁ、あっちの香水ボトルのコーナーにあったんじゃないかな?」
ナイス!おばぁちゃん。
店員さんもアンティーク。80歳は超えてるきれいなおばぁさま。
店:「これじゃない?」
↓ おぉ~これこれ。見せてもらえますか?
M:「うわっ安っ」
店:「あら、これ3点セットの値段だわ。」
M:「へ?そうなの?」
なにせ一目惚れの1点。
なにも勉強していないので、この時点では Fenton のものかどうかも
知りませんでした。
3点の価格。
ちょうどコロンボトルが2つ欲しいと思っていたので即決。
で、レジへ行くと、さっきのおばぁさん店員に聞いた値段と1桁違ってた。
オゥーーーーーノォーーーーーー!!!!!
迷ったけれど、一目惚れだったので連れて帰ったのでした。
↓ 色といい、形といい、パルフェット!!
帰宅後ネットで調べたら、変色もない美品としてはかなりお得だった。
1940年代に作られたものなので、
中に結晶化して残っていた香水も70年もの?
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どちらも100年たっていないので、アンティークではなく
コレクティブルの部類になりますが、こういう古い良きものを手にし
当時の生活に思いを馳せるのも楽しいものです。