Studio Tommeg ブログ

自然から受けたインスピレーションを大切にモノ作りをしています。

アメリカの栗で和の味を

収穫した栗は4lb。
個数にして約100個

まずはこの鬼皮を剥かなくてはいけません。
しかも、渋皮煮を作りたかったので、中の渋皮には傷をつけないように。

b-PA095981.jpg←洗います。
急激に熱を加えると栗が割れる恐れがあるので、3段階くらいに分けて
最終的には熱湯まで温度をあげます。
(アメリカの水道はヒーターのパワーがあるのかすぐに熱湯が出ます。)

b-PA095993.jpg←熱湯につけること10分。
すでに皮が柔らかくなってきました。冷めないように作業をするものだけ
1個ずつ取り出します。

b-PA095999.jpg←栗剥き専用のナイフ(10ドル)を使うと簡単です。
刃は切れません。やわらかくなった鬼皮は簡単に切れますが、
中の硬い栗は切れない絶妙なナイフです。
これで底の部分との境目にそって切れ目を入れ、底側から先へ向かって
まずは焦げ茶の側面部の片面を剥がします。

b-PA096006.jpg←その後、底部の硬い所をとると
こんな感じで反対側の側面は手で剥けます。

b-PA095995.jpg
↑ 剥がした鬼皮。栗がこんなふかふかのベッドに入ってるって知らなかった。
  ミンクのようなすべすべなめらか。

b-IMG_2821.jpg←全部剥けた。

b-IMG_2825.jpg←虫食いや渋皮に傷のないものは渋皮煮用

b-IMG_2826.jpg←渋皮に傷があるものは栗ごはん用

b-IMG_2831.jpg
↑ 栗を剥いていて、ふとGIULIAの脳はコレくらいの大きさなのかな?と。
 ミシガンの栗はしわくちゃでとってもしわが深いので、ちょうどこんな感じかと。

b-IMG_2836.jpg←重層を1tsp入れて水から煮ます。
お湯からゆでると栗が割れます。沸騰したら、別に用意したお湯の中に
栗を取り出します。このとき乾燥させても栗が割れるので注意です。

b-IMG_2833.jpg←一度目の灰汁抜き後に磨きをします。
1つずつ、指の腹でやさしくこすると、渋皮の表面に残ったぼそぼそが
きれいに取れます。強くしすぎると、渋皮が破れるのでご注意を!

b-IMG_2838.jpg←違い分かる?
これをやらないと、見た目もモサモサしてるし
食べた時の舌触りが良くないのです。

磨き終わるころにはお湯が冷めていると思うので、今度は同じくらいの温度の
ぬるま湯から火にかけ沸騰したらお湯に取る。

コレをゆで汁が濁らなくなるまで続けます。
今回は8回でした。
くれぐれも栗が動く程煮立てないことと、取り出す時などに傷を付けないように。

b-IMG_2841.jpg
↑ それでも多少、渋皮の傷から割れてくるものもあります。
  こういうのは汁を濁らすだけなので、食べてしまいましょう。
  ホクホクしていて、このままでもいいかな?とちょっと思ってしまった。

濁りがなくなったら、再度熱めのぬるま湯にとり、乾燥しないように
置いておき、鍋をきれいに洗います。

そこへ栗の重さの1/3(正しいレシピは半分)の三温糖を用意。
まずはその全量の更に1/3を鍋にいれ、栗の温度に近いぬるま湯で
融かし、そこへ栗を投入、静かに。栗が隠れるまでぬるま湯を足します。

栗が動かない程度に煮立て、栗の表面が出るくらいお湯が減ったら
またボールなどで融かした1/3の砂糖液を栗がかぶるまで入れます。
これを再度繰り返し、完了。
b-IMG_2845.jpg
↑ お砂糖をかなり控えたので、艶と照りが控えめですが
  一晩寝かして糖分が浸透するとなかなか上品な味に仕上がりました。

******

保存する場合は、加熱殺菌した保存容器(ガラス製)に脱気して保存。
1年くらい持ちますが、開封したものは1週間以内に食べ切ること。
そのため小分けした方が長く楽しめます。

******

翌日は、タイの餅米を追加し栗おこわ にしました。
b-IMG_2855.jpg
↑ 栗を入れすぎ、お釜のふたピタピタまで詰まってました。

******

更に。

栗をただジッとキッチンで煮るのは退屈なので、最初の灰汁抜きをした時の
煮汁を別に取って置き、「栗渋染め」をしました。

↓ 色の比較にiPhoneを置いてみましたが、これが元の色
b-PA106020.jpg

 G:「何すんの?」

↓ 色留め完了後
b-PA106025.jpg
なかなか良い色です。

 G:「なんか栗の匂いする」

このあと、念のため洗濯をしましたが、あまり色落ちせず、
自然に酸化するとサーモンっぽいピンクになりました。

これから、日々紫外線などで色が変化して行きます。
それを楽しむのもいいですね。

Comment

Youta says... ""
お疲れさまでした

なんか読んでるだけで疲れてもうた~~~~・・・

私にはこれ作んのゼッタイ無理、、と思いました
2011.10.14 23:09 | URL | #azqezWJI [edit]
Meg♪ says... "Youtaさん>"
手間はかかりますね。
それでも懐かしい日本の味。

いや、日本の栗よりおいしかったかも?

毎日1個ずつ楽しんでます。

紅葉もこの週末がこのあたりは最後かもしれませんね。
2011.10.15 11:36 | URL | #8iCOsRG2 [edit]

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