Upper Peninsula へ2日目
2日目は7月4日独立記念日。
まずワンコもOKな "Miners Falls" を目指しました。
虫除けも私お気に入りの"Deep Woods"をしっかりして。
↑ ここは舗装はされていませんが木製の柵や
階段でできたトレイルなのでワンコも歩けます。
↑ 岩が迫っていたり道幅は狭いけれどすれ違う人も
滅多になくGIULIAもスタスタ歩いていました。
トレイルにはかわいらしい野の花がたくさん咲いていますが
ゆっくり写真を撮ることは無理でした。フライング・バイトという
咬まれるとものすごく痒くてひどく腫れる虫がブンブンと
飛んでいてよってくるんです。
↑ 更にこの白くてレースフラワーそっくりの花
草丈は1m50cmくらいあるんだけど、実は毒性があるのです。
草の汁に触れると火傷をしたように肌がただれるそうです。
名前は "Heracleum lanatum(Cow Parsnip)"といいます。
歩く道の柵からこの花の葉が飛び出ていたりするので
GIULIAが間違えて触らないように気を配っていました。
↑ これが "Munising Falls" です。
ホッ。
ゆっくり眺める間もなく虫達から逃げるように退散です。
え?大げさ?
とんでもない。
普段、短パンTシャツが定番の米人でさえトレイルでは
肌を露出しない格好をしています。
それでもフライング・バイトの大群に襲われた家族が
「たまんないよ、車に虫除け取りに戻るんだ」と
引き返す程。次にお会いした時には手に虫除けスプレーの
缶がしっかり握られていました。
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次なるポイント "Little Beaver Lake" を目指して
また車で移動です。
↑ 雨の予報は見事にはずれてこの晴天! ←やや?規制の看板!
「この先、道幅が狭くカーブと傾斜と滑りやすい道なので
トレーラーなどは通れません。大きな道へ抜けて下さい」
↑ 未舗装路の曲がりくねった道をザリザリ滑りながら
走った先にあったトレイルは、これまた本格的すぎて
少し入った所で断念してUターンしました(笑)
だって、熊出るって書いてたし、虫多めで、歩く道も
草が隠してしまうようなワイルドさ。
ここ、断念して正解でした。
引き返す途中で出会った人達は山リュックをしょって
GPSも持っている本格的な空気ムンムン。
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たぶん "Kingston Lake" です。
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そのまま北上すると "Twelvemile Beach" に出ます。
↑ 美しく広がるビーチでトレイルバーをランチに
食べました。のんびりするつもりでしたが、
なにせ暑くて短時間しかいられませんでした。
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続いて "Log Slide" ここは昔、切り出した丸太を
スペリオル湖に運び出すのに使ったそうです。
↑ 傾斜を登ったその先は湖へ向かう40度の急斜面。
数秒で下れるが登ってくるのに1時間はかかるし
万が一の先、レスキューは難しいそうだ。
自己責任の国アメリカでこんな標識は珍しい。
よほど大変なことになる人がいるのだろう。
↑ ひゃー湖に向かう砂丘。
あんまり下まで行かない方が良いよと言っているのに
Tomoはずんずん下りはじめた。
↑ 確かに手を引かれた小さい子供もいるんだけどね。
↑ 少し下ると確かに絶景!だけどね・・・
登って来られなくなってアリ地獄みたいになってる
おじさんもいたからやめておく方が良いと思う。
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"Harricane Truck Trail" を東へ走っていると
またどこかの公園のインフォメーションを発見。
私の目的はお手洗いを借りることだったんだけどね。
↑↓ ワイルドフラワーがたくさん咲いていたので
ゆっくり写真を撮りたかったのに突然の大粒の雨
↑ でも深入りは禁物。危険なものもたくさんあります。
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続いて "Sable Falls" へ。
↑ 細かい雨が降っていたけれど
フライング・バイトは次々にやってくるの。
↑ 雨粒が大きい〜
↑ 雨も気持ちいいなー暑かったしね。
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ここで "Pictured Rocks National Lakeshore" は終わり。
広さなんと 73,236acre(296平方キロメートル)もあるんだよ。
そして更に東隣の "Grand Marais" へ
↑ 浜が色とりどりの丸い石でできていました。
↑ 雨上がりのダークブルーな湖の果てに
ポツンと小さなライトハウス "Winter Light"。
さて、盛りだくさんだった2日目はひとまずここまで。
つづくよ〜