Yellowstone Day1
2014年9月21日〜25日の4泊5日でアメリカ北西部にある
世界最古の国立公園、イエローストーン国立公園とその南に隣接する
グランド ティートン国立公園へ行って来ました。
たかが公園。5日もあれば十分かと思いきや、まだまだアメリカの
広さをなめていた。なんとイエローストーンだけでその広さは
東京都4つ分。といってもピンと来ないけれどとにかく広い。
結論としてついでに立ち寄ったグランドティートンもすばらしかったので
全然時間が足りませんでした。
↑ まず1日目のルートをざっくりと。
あ、ここまで来るのにデトロイトから飛行機で、ボーズマンという空港
までミネアポリス乗継ぎでなんだかんだ5時間くらい?でした。
このBozemanという名前、イエローストーンへ行かれる方は
たいていジャクソンホールかイエローストーンの空港へ飛び
南、もしくは西側からアクセスするのがメジャーですので
ご存じない方も多いかもしれません。
我が家も事前情報なしでした。いくら検索しても何も出て来ない。
そんな状態で行って大丈夫?
エェ、なんとなく野生の勘が指し示したのです(笑)
↑ ミシガンとは違ったゴツゴツした岩肌の山脈が見え
すでに空の上からこの旅を満喫。
↑ きゃー飛行機ぶつかりそう!
なんて久々の山だから興奮が抑えきれません。
↑ なんと真円の虹まで見てしまいました。
窓が汚くてちょっとボケてますけどね。
↑ ウネウネの川とか地平線の先まで続く広大な畑とか
って、もう空からの写真はいい?本題に入れ?
いやいや、私の旅は家を出た瞬間からもうはじまっているんです。
↑ "Bozeman Yellowstone Airport" ログでできたとてもきれいな
空港はここでも更に旅の気分を盛り上げてくれます。
さて、レンタカーも借り、まずはドライブのお供とランチを入手。
先を急ぐ旅ですし周りに何があるのか?治安は?
全く情報がないためレストランではなくスーパーを探すことに。
ウォルマートなんかもありますが、私はローカルなお店にこそ
地元の方に愛されるおいしいモノがあるはずと信じているので、住宅街?のマーケットへ。
↑ Joe's Parkway Market" ここは小さいですがナチュラルなものとか
ちょっといい食材を置いているお店でした。
パストラミのクロワッサンサンドとターキーサンドも想像よりおいしかったです。
↑↓ もう9月後半でしたので、紅葉も楽しめました。
公園へ向かう道もとてもきれいで見晴らしがよく快適なドライブの始りです。
↑ 岩の割れ目に溶岩が流れ込んでできたのか?自然の力の不思議を
感じたり、今にも崩れてきそうな岩をかすめたり。
↑ 入り口らしい。
↑ 今回の旅のお供、SUBARU Outoback。イエローストーン近郊で
ウジャウジャいました。本当に寒い地域はスバル車じゃないと走れないそうです。
そしてさりげなくワイルドライフの注意看板が。
↑"Mammoth Hot Springs" の"Palette Spiring"
地下で熱せられた水が地上へ噴き出し、溜まった所に淵ができ、そこから
溢れた水がまたくぼみに溜まり、淵ができ、それを繰り返してこんなことに
なっているそうです。←そろそろおやつと後席を振り向くと
おやつの袋がパンパンに膨らんでしました。気がつかないうちに
標高が上がっていたようです。←8873ftとは約2,704mです。
ん?????
車のすぐ横にBison→
ちなみにバイソンとバッファローは同じだそうな。
わぁ、ワイルドライフと近いねぇ。なんて言ってたら。
↑ "Mule Deer"このミュールディアは大きな耳がフサフサの毛でかわいかった。
↑↓ この子達が誰なのか不明。ヤギみたいな角が生えてます。
↑ 四角柱の岩が並ぶ地層が印象的だった"Grand Canyon"
↑ "Calcite Springs"のオーバールックから←以前はこの先まで行けた。
そんな所もありました。地震で崩れたり雨や風による浸食も
あるのでしょう。同じ風景は二度と見られないのです。
↑ "Artist Point"絵の具だって元は鉱物から作られたと思えば納得の彩り。
↑平原で草を食むバイソン。
↑ おもむろに川に入り始めるバイソン。
水を飲みたいのか?
↑ ややや、渡って来たよ、こっちに。
↑ 暗くなりはじめ宿へ急ぐものの、Norris近くで何やら湯気発見。
不自然なまでに青い池がゴボゴボ音を立てて湧いています。
↑ただの平原と思うような所にも噴気口があり、つい覗きたくなって
しまいますが、その足元も地中深く空洞があるかもしれないのです。
さて、一泊目はWest YellowstoneのHoliday Innでした。
Tomoがメンバーなので勝手に最上階(といっても3F)のお部屋へ。
ここがたまたまなのか?このホテルがなのか?分かりませんが
系列ホテルにしては高いだけにとっても広くてきれいでした。
インテリアもダークブラウンをベースにしたモダンな造りで
清掃も行き届いている感じがしました。
晩ご飯は、ここへ来る途中に車から見かけて気になった
ホテルから歩いて行ける距離の"Tree Bears Restaurant"へ。
15分程待つとのことでしたので近隣のお店をぶらり。
ムースやバイソンものが欲しくなってしまった(笑)
後ろ髪を引かれつつもTomoに引きずられるようにレストランへ。
↑ 公園内でもたくさん見かけたバイソンは食肉としても定番のようで
ビーフとバイソンを選べるようになっているメニューもありました。
アイダホ州が隣接しているため、ポテトはおいしいのでは?と
ポテトのスープを選んでみましたが、これは当たり!
シンプルな味付けなのにポテトの甘みだとかホクホクした食感
広大な畑を連想させる奥深い香り、これは現地ならではの贅沢ですね。
Tomoはバイソンのステーキ、私はバイソンのハンバーグ。
脂身が好きではない私たちにとってバイソンは味わい深いおいしい赤身肉なのです。
グラインドした肉の小さな一粒に味が凝縮されているようで
咬めば咬む程笑顔になっていきます。
お店自体もログでできていて風景にとけ込んでいました。
もう食事をする頃には眠たくて・・・と、
そうなんですよね、ミシガンとは2時間の時差があるので夜9時に
食事をしたとしてミシガンでは11時なんですよ。どうりで眠たいはず。
しかし、その2時間は東から飛ぶ私達にとっては旅先で2時間余分に
あるようなものなので、とてもお得な気分です。
さて、このホテル、朝ご飯がまたビックリだったのです。
つづく.....