Studio Tommeg ブログ

自然から受けたインスピレーションを大切にモノ作りをしています。

アメリカで手術

突然ですがこの2月の10日に手術を受けました。
といいますのも、この1年の間、左のお尻から足のつま先にかけてのしびれと激痛に
耐えきれず日々うつぶせでの生活をしてきました。

たまたま左足だったので車の運転はできましたが、ショッピングモールやスーパーに
着いても痛みのせいで車から降りることもできずそのまま引き返してくるように。
またキッチンに立ったり掃除をすることもままならなくなって
生活にも支障が出るように、また歩行が困難になってきていました。

おそらく2013年の12月にクロスカントリースキー中、石の上へ尻餅をついたことが
きっかけではないかと思っています。

----------

もちろんそれからこれまで何もしていなかったわけではありません。
アメリカの保険システムの都合上、まずはホームドクターという総合内科のような
ところにかかります。そこで、レントゲン撮影を行い、まずはフィジカルテラピーを
受けるように勧められ週に2回ストレッチだとか筋トレをしに通いました。
保険の関係上8回でワンセット、1ヶ月経つ頃にまた再度ホームドクターに
予約をして経過を診てもらいますが、なかなか予約が取れないこともあり
それを3回繰り返した時には夏になりました。

日本ではこういう場合すぐMRI撮影などを行うと思いますが、アメリカの場合
保険の関係でフィジカルテラピーを受けないとMRI撮影に保険が使えません。

自費ですればいいじゃないかと思いますよね?

ですが日本だと自費でも2万円もしないし3割負担ですが、
アメリカだと20万円近くします。

----------

ちなみに我が家の保険は最初から総合病院など好きなところを自分で選べるので
ホームドクターも地元の大型総合病院ですが、アメリカは各専門医が敷地内に
ここのオフィスを構えるというスタイルなので横の連携はありません。
しかし、ようやく Orthopedic(整形外科)の専門医を紹介してもらい
MRIを撮影した頃には症状もひどくなっていて椎間板損傷と言う結果になりました。
さらにその診断をしてくださった先生はその部位の専門医ではないと言うことで、
今度は Brain and Spine(脳と背骨の専門医、脳神経外科?)にかかることになりました。
ここまで各先生の予約を取るのに1〜2ヶ月かかるため、結局この時期になってしまい
最終的な先生に出会った日に手術の日を決めると言うなんとも急な結果になったのです。

----------

痛み止めのブロック注射をする方法などもネットで調べていたので質問しましたが、
確実に治る保証がなくその日に撮ったレントゲンを見た先生が手術しかないと
決断をされたのでもうそこへゆだねるしかありませんでした。
手術の日にちも帰宅してから夫と相談と言ったのですが、もう1日も早くと言う空気の中、
最短でも2週間後になると言うことでしたのでその場で書ける範囲の書類にサインをし
仮予約をすると言う形で帰宅しました。

医療費が日本の10倍かかるアメリカ、100万円コースか?
術前に術式やおおよその費用に関する説明が一切ないためかなりドキドキでしたが、
費用に関してはこの1年の苦しみを見てきたTomoが背中を押してくれました。
あとは入院期間についてネットで調べると日本の場合2〜3週間の入院が必要と分かり少し悩みました。

しかし、入院日数を聞くとなんと「朝くれば夕方には帰れるよ」と…え?!日帰り?!
もしかして、局所麻酔なの?

傷も3mmくらいだと。
え?どの術式?レーザー?

----------

アメリカと言えば訴訟の国、手術をするためにサインをしなければいけない書類は
10枚を超えていました。法務関係やビジネス英語はもちろんTomoの方が得意ですが、
医療用語となると私の方が詳しいので手持ちの辞書ではなくネットのメディカル辞書
を頼りに自力でがんばりました。

中には万が一の場合どの程度蘇生をしてほしいか自分の希望を書くものもありました。
・心停止時の電気ショック
・自発呼吸がない場合の機械による呼吸器の使用
・胃チューブによる流動食
・静脈注射(←これの意味が分からなかった。何を注射するんだろうね?)
などなど。

これには心臓の電気ショックと静脈注射以外は希望しないと書いたのですが、
術後に妹から最後の別れをするために10日は機械でいいから生命維持していて
もらうようにと言われ、
あぁ、日本の家族のことを考えていなかったなと反省しました。

と、まぁこんな決断もさせられる中、結局術式も麻酔の方法も不明で
謎は深まるまま、手術日までの2週間を過ごしました。


Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://blog.tommeg.com/tb.php/326-91edd1f0