新シリーズ「La lluvia」
Mexico City は常春と言われ6〜11月が雨期なのですが
その間も朝晩は肌寒いものの日中は25℃近くまで上がり
陽射しもあれば暑いくらいです。
そして夕方になるとザザーっと降る日もあります。
普段乾燥しているせいか、雨が恋しくもあるんですが
一度に大粒の雨が大量に降るので道路が冠水したり生活に支障があることも。
↑ でもね、雨が降ると空気の汚れが洗い流されきれいになる気がするんです。
それに町の風景も一変します。
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習いはじめたばかりのスペイン語、なんとなく響きが美しくて
早く習得したいなと思っているんですが、女性名詞、男性名詞と
言葉に男女があるんです。ちょこっと齧ったイタリア語も同様ですが
当時はそんなに深く考えていませんでした。
覚えるのが面倒だな、とその程度。
そんな中「雨」という単語が女性名詞と知り
確かに雨はオトコではなくオンナだなと納得した時
もっとたくさんの単語を知りたくなったのです。
La lluvia -ラ ジュビア
響きも美しくないですか?
だからこれをテーマに作品を作って行こうと思っています。
↑ 新作第一弾はこちら。
横殴りに降る雨をイメージしたと言ったらTomoにダメだし
されましたが、あまりにパワフルな横殴りぶりに荒々しさだけでなく
美しさを感じたのでそれを形にしてみました。
↑ 素材はメキシコでトルティージャをサーブするためのバスケットが
青空市などで売られているのですが、それを編む方が作っている
ネックレスをバラしてパーツとして使っています。
↑ ブルーの美しいグラデーションになっています。
↑ 渦巻くグレーの雲も少しだけ配してみました。
↑ もちろん耳元にも横殴りの雨を(笑)
写真はイヤリングですが、ピアス等他の金具に変更可能です。
とっても、とっても軽い素材ですので、付けている感じがしない程。
ただ、バスケット素材だから繊細な生地の服だと傷んでしまうかもしれないので
短めの鎖骨に乗る長さにしています。
カジュアルにTシャツにあわせるもよし、リゾート風なワンピースに
合わせても素敵だと思います。
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今回素材に使ったバスケットのパーツですが、このトルティージャの
サーブ バスケットがまたカラフルでかわいいの。
何を入れるか決めていないけれど、コレ!とアンテナに触れるものが
あったら買ってみますね、その時はまたこちらで報告いたします。