Guanajuatoへ(7)
初日8月9日は日曜日でしたので、夜までウロウロして
帰ろうとしたら、タクシーが捕まらない。
あ、住んでいるメキシコシティはタクシーが3種類あって
安全と言われるものもあるけれど、タクシー強盗が
あるんですよ。信号で止まった時などに乗り込んで来て
銃を突きつけて金品や携帯、持ち物を奪って行くの。
知り合いの中にも何時間も連れ回された後で解放された
という人もいるので安心はできないの。
だからこちらで知り合った方はほぼ運転手付きだったり
車も防弾車だったりします。ウチの会社は違うけどね。
と、そんなこともあり流しのタクシーを拾って帰ることには
不安があったんだけど、夜のピピラの丘のケーブルカー
乗り場辺りは治安が悪いと聞いていたので歩いて
帰ることは避けたい。街を何往復かしました。
そんな初日の失態?経験?もあり、2日目は陽のあるうちに
タクシーをつかまえ夕景を部屋で楽しむことにしました。
↑ ホテルに戻りちょっと暑いねとスタッフと話していたら
入り口にドリンクが用意されていました。タラベラ焼きの
美しいピッチャーに入っていたのは私が好きな
Guanábana(グアナーバナ)のジュース。
↓ グアナーバナはこれ
歩き疲れたのと、シティに比べると蒸し暑いので
喉がからっからだったからうれしかった。
↑ 街の風景も、時刻とともに色合いが変化して行きます。
これは、このホテルに泊まった人だけが感じられる
贅沢かもしれません。
*** La Casa Colorada ***
再びホテルのレストランです。
↑ 8時前なのでまだ明るいです。30分もすれば日没です。
↑ 上の階にワインセラーがあるのは珍しいですよね。
↑ メキシコのレストランではパンと一緒に赤と緑の
Totopos(トトッポス)コーンチップのようなものが出てきます。
この色はメキシコの国旗の色ですね。
↑ 4種のメキシカンアペタイザーの盛り合わせと
Guacamole(ワカモーレ)はアボカドのディップです。
一番左が ワカモーレその右隣がTostadas(トスターダス)
揚げたパリパリのトルティージャにレタスやハム、オニオン、
フレッシュチーズなどがのっている。
ちなみにメキシコのタコスは柔らかいトルティージャに
具がのっています。
その隣が・・・あとは名前を忘れちゃった。
思い出したら、追記します。
そして私が気に入ったのはトスターダスはもちろんのこと
真ん中に3つ並んでいるタルトのようなもの。
外側が硬めの芋餅みたいなのに具がのっていておいしかったんです。
↑ 私はシェフオススメのローストポークにブラックフィグと
ガーリックのバルサミコソースが絶品だったメイン。
メニューにはCarne(肉)200gとしか書いてなかったので、
もしかしたらお客さんを見て肉の種類を決めてるのかな?
↑ Tomoもシェフのオススメだったんだけど、見た目が
何ともおいしそうに見えないというか(笑)
骨付きの豚肉にかかっているのはモーレソースかな?
更に上に楊子で刺してあるのはノパール(サボテン)です。
↑ Tequila Bandera(テキーラ・バンデラ)という飲み方。
・Limon(小ぶりのライム)
・Sal(塩)
・Sangrita(チレの入ったスパイシーなトマトジュース)
を口に含み、そこにテキーラを注ぎ口の中でシャッフルして
楽しみます。組み合わせは全部でもどれか一つでも
かまわないんですが、この緑、白、赤の組み合わせが
メキシコの国旗の色なので Bandera(旗)という名前がついています。
↑ 暖炉を囲むように作られた螺旋階段が黄色く
やわらかな照明に浮き上がっていてきれいでした。
↑ 宿泊客は他にもいましたが、割と大人数の家族が
多かったからかレストランは私達以外にもう一組だけでした。
食後はテラスで冷たい風に当たって、なんて外に出たら
寒かった。朝晩はシティ同様羽織るものが必要です。
↑ サボテン越しの夜景。
これもメキシコっぽいかな。
すっかり食べ過ぎてお腹が痛い程でした。
アペタイザーを半分残していて、部屋にもって帰りたいと
伝えていたのですが、なんだか時間がかかっていて、
もしかして盛りつけ直してくれてるの?と話していたら
なんと、あたため直してくれていました。
もしかしたら、夜食にと言えば後で部屋に持って来て
くれるつもりだったのかも。
メキシコのサービスの良さには本当にいつも驚かされます。
旅程3日目は San Miguel de Allende へ移動です。