タラベラ焼きを求めてプエブラへ(2)
表題は(2)となっていますがもちろんまだ一日目の午後のお話です。
ここからも写真多めですが、最後までおつき合いくださいね。
男女7人タラベラ焼き行脚の一行は地元フードでお腹を満たし満足そうではありますが、違いますよ、この旅の目的はここからです。ランチをしたレストランから北へ2ブロック上がり右へ曲がったブロックに「URIARTE」があります。入り口を入ると空の青に映えるタラベラ焼きの壁が美しい中庭が広がりその右手にお店があります。

↑ 視界いっぱいのタラベラ焼き。にんまりしない人はいないでしょう。
↑ 入り口に置かれた壷もツボだわ。って言ったとか言わないとか。
私はティーカップが欲しかったんだけれど、迷っていたらTomoと意見が一致。とってもタラベラらしい、でも日本のインテリアにも合いそうなかわいいセットに出会えました。
中庭でグッタリしている男性陣をよそにウインクをしてくる食器達の誘惑と激戦を繰り広げた女性陣。本来の役割、いえ、多少の疲れが癒えた夫達に思いの詰まった(重たい?)食器の袋を委ね、一度ホテルへ帰ります。一日目はプエブラの街の北西部を攻め、残り東部は二日目の楽しみに。
"URIARTE"
Av.4 Poniente No.911, Centro
Av.4 Poniente と Calle 11 Norte を東へ道の南側にあります。
↑ 今回4部屋取りましたが、2組以外は見事にバラバラ。我が家は中庭の真上、玄関よりの233号室でした。ルームナンバーもウリアルテ〜と興奮する声も中庭で行われているパーティの声にかき消される程賑やかでした。家でも騒がしいご近所に悩まされ旅先でもか〜とちょっと残念な気持ちに。
↑ お部屋はこじんまりしてますが、メキシコらしい雰囲気とアルテサニア(手工芸)の装飾品、ウリアルテの壷などで飾られています。しかし、部屋の中での会話も耳元で叫ばないと何も聞こえないくらいの音量で音楽がかかっていてとても寛げる感じではなかったです。
荷物を運んで来て下さったポーターの方に何時にパーティが終わるのか聞いてみたら10時と。
う〜む。部屋を変えるか?なんて話しにもなったけどその会話すらまともに聞き取れなかったので断念。ま、これもメキシコですから。
↑ それに、Tomoはシャワーを浴びたら即落ちてましたし。騒音が気にならずに眠れるってうらやましいわ。
↑ バスルームもモダンなメキシカン。ただ、アメニティがフェラガモだったはずがよく知らないブランドに。なぜだ?
↑ シャワールームに置かれていた貝の形の石けんとヘチマ。メキシコの町中でよくヘチマ製品は売られています。ヘチマが取れるんでしょうけど、割と昔ながらのものが今も普通に使われているというのもメキシコの好きな所です。
↑ 一日目の宝物。開けたい気持ちをグットこらえて。
2時間程、各自部屋で日中の汗を流したり、充電(体力の)&着替えをして、夜の部へ。
↑ 夜の街はまた表情が違って見えます。レンガとタイルや装飾で覆われたコロニアルな街は散策しているだけでも楽し・・・く・・・んん???
↓ なんですか?この夢の国から出て来たようなバスは。
観光地化しすぎるとこういうの出て来ちゃってそこがね。
特に電飾が好きじゃない私にとってはがっかりポイントだけど、これで活気づくんならそれもあり?
↑ お友達がホテルの方に聞いて下さったお店はなんとイベントで貸切。他のお店を探しここへ辿り着いた。しかしどこから入ったらいいの?というなぞの造りにしばしウロウロ。
↓ 螺旋階段を上がって行くと右にバーコーナーとキッチン、左に座席がありました。
↓ 私はイスタチウアトルという、ベタベル(ビーツ)とハマイカ(ハイビスカス)の入ったカクテル。
右奥にちらりと見えるのはメロンソーダではありませんが、とっても甘かったそうです。
↑ この得体の知れないものはワカモレ(アボカドのディップ)にチチャロン(豚の皮を干して揚げたもの)が刺さっています。チチャロン好きとしてはこの黒い堅い部分ではなく白くてサクサクした所がおいしいのです。しかもきれいな油で揚げたてのものがおすすめです。
↑ これはLima(リーマといってベルガモットの香りがする柑橘類)なのですが、あまりに香りが良いからとみんなに絞られ散々私に匂いを吸い取られた姿です。
↓ リーマはあまりメキシコシティで出会えないものなのだからと追加で頼んで下さったので、
しばらく待ちましょう、嫌な予感はしますが。
↓ 来た〜!!!
普通のLimón(表皮は緑で中は白に近い黄色、酸味は少なく香りが良い)が来ました。
そんなことじゃないかとみんなで話していたので、ちょっと苦笑い。ま、そんなもんです、メキシコですから。ちなみにリモンはスダチくらいでリーマは2まわり程大きく、果肉はややオレンジです。
笑って食べてお腹もいっぱいになったのでお店の前の広場へ。
↑ 何やらうれしそうにTomoが向かったのは地元の子供が遊ぶおもちゃの屋台?ゴムを引っ掛けて空に飛ばす10ペソのおもちゃがどうしても欲しかったらしい。
子供に帰って遊ぶTomoの様子は控えたいと思いますので、しばし公園の風景をご覧下さい。
↑ タイルのドーム屋根が美しいCapilla del Rosarioと噴水。
↑ 噴水の勢いがすごすぎて、中の様子がよく見えないほど。
↑ 月も出てましたが、星も出てるんですよ、圧縮してるからつぶれちゃってるかな?
さてと。
え?Tomoがどんな様子だったか見たい?
ん〜
↓ こんな感じでした。
公園の天使を撮ったら、その時のTomoの姿みたいだったので、かわりにこれを載せておきましょう。
もう1軒行きたそうなTomoでしたが、皆さんお疲れかな?と思いホテルへ。
この日は約10km程歩きました。
↑ 今回のホテル QUINTA REAL
↑ 駐車場(Estacionamientoという)の看板もURIARTE。
↑ 消化器の案内だって。
↑ 避難口の案内だって。
もういい?(笑)
↑ 各自の部屋へ帰って行くご一行。
(注)緑の光はカメラのレンズのせいです。
↑ お部屋の前。夜、ちょっとここでのんびり2日目のルートでも予習しようかと思い、ドアを開けたら年配の素敵なご夫婦がお話をされていらしたので、邪魔しないよう、私も眠りにつきました。
つづく。