メキシコの大気汚染
大気汚染が深刻なメキシコシティ。
周囲を5,000m級の山に囲まれた盆地なので空気が循環しないのです。
それでも古い車は入れないようにしたり、以前はビートルだったタクシーを一斉に新しくしたりという努力をしていたのに、なぜか昨年国は規制を緩めました。そのことでシティの車は140万台も増え、大渋滞と悲惨な大気汚染を抱えています。
先月?はその汚染物質が人間の体に与える基準値の倍以上になり、シティで暮らす人の健康被害は他の地域の20倍という状況になり、今日からライセンスプレートの番号により走れない車が決められました。つまり仕事に行けない日が出てくるのです。
しかし、その場しのぎ、行き当たりばったりな国のやり方に従う人は8割に満たない恐れも。だって旅行とかどうすんの?って話だし営業の方は困るよね。
おそらく昨年規制を緩めたのもお金が動いたと考えられ、今回の規制も一部富裕層は車を複数台所有しているため影響ないのでしょう。大変なのは一般ピーポーばかりなのは日本もメキシコも同じです。